メジャー通貨の種類と特徴
外国為替市場では、「メジャー通貨」と呼ばれる各国の通貨で取引が行われています。ローカル市場に取り扱いが限定された「マイナー通貨」と呼ばれるものは、専門的な知識が必要となるため一般的ではありません。世界に広く流通し、銀行などで取り扱いが可能なメジャー通貨の種類と特徴を以下に述べます。
| ■米ドル |
| 世界中で汎用され、為替市場の中心となる基軸通貨。そのため値動きを予測するための判断材料も多く、一般的に為替手数料も安いので、為替取引ビギナーにもおすすめです。 |
| ■ユーロ |
| 欧州12カ国における流通通貨。オペックの原油決済にユーロを採用するという案が持ち上がるなど、米ドルに次ぐ影響力を持つといわれています。ユーロ圏の経済動向や欧州中央銀行(ECB)の金利政策などが変動を見極めるポイント。 |
| ■豪ドル |
| 豊富な天然資源をもつオーストラリアの流通通貨。特に鉱産物の輸出が盛んなので、鉱産物価格の動向も豪ドルの変動を見極めるポイントとなります。金利は高く、他通貨の値動きの影響を受けにくいことが特徴で、避難通貨として買われることも。 |
| ■NZドル |
| ニュージーランド(NZ)ドルは、今後、住宅関連産業、自動車産業等を中心に堅調に成長することが見込まれています。また、オーストラリアと経済的なつながりが強いことから、豪ドル相場の影響を受けやすいという特徴も。 |
| ■ポンド |
| ヨーロッパの経済大国イギリスの通貨で、米ドルに変わる前の旧基軸通貨。金利が高く、短期間で大きく値動きするためプロの投資家に人気があります。ユーロ参加の有無が示唆されていることからも注目を集めています。 |
| ■スイスフラン |
| 永世中立国であるスイスの通貨。そのため、政治的な意味合いから避難通貨として認知されてきた歴史があります。戦争などの有事の際には、特に安全な通貨としてよく取引されます。 |
| ■カナダドル |
| ポンド・豪ドルほどではありませんが、日本円と比べると金利が高く、米ドルの影響を受けやすいのが特徴。 経常・貿易黒字から伝統的に安定した通貨として認められ、取引されています。 |